【いつまで?】妊娠中の肌荒れがひどいあなたへ・・・

妊婦になってみると、ほんとうに幸せな気持ちになりますよね^^

しかし、実際は目まぐるしい体の変化が起きているので今までに経験のない悩み事もたくさん出てきます。

私自身も妊娠した時は、そこまでつわりはひどくなかったのですが、肌荒れがひどくなり、ものすごく悩んだのを覚えています。。。(T ^ T)

妊娠中の肌荒れやつわりで悩む方は多いのではないでは・・・?

特に、いつまで続くの?これって治るの?と不安に思うと余計にイライラしてしまったり、悩んでしまいますよね。

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では今回は妊娠中のひどい肌荒れ、いつまで続くのかについて、実体験を踏まえてお話していきますね^^

妊娠中に起こるひどい肌荒れって・・・?

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妊娠するとプロゲステロンという黄体ホルモンと、エストロゲンという女性ホルモンが急激に増えるので、ホルモンバランスが急激に乱れます。

個人差はありますが、どなたにでも乾燥や肌荒れは起こりえる現象だと言われています。

また妊娠初期には、ひどいつわりで何も食べれなくて栄養が全く摂れずにひどく肌が荒れるなど、肌荒れの状態はつわりの激しさにも関係してきます。

妊娠中に起こる「ひどい」肌荒れの例

「塗り薬も効かない位にカサカサで痒みがおさまらない」

「急に顔中に赤いニキビのようなぶつぶつが広がった」

「急に顔に白くて小さなブツブツがたくさん出来た」

「顔中にニキビが広がりとにかく痛かった」

「今まで通りのスキンケアをしていただけで荒れてブツブツだらけになった」

など・・・・・

聞いているだけで、ひどい肌荒れに悩む妊婦さんはたくさんいらっしゃいます(ノ_<)

特に妊娠初期にひどく乾燥し痒い、顔中にニキビや吹き出物ができることで悩む妊婦さんがたくさんいらっしゃいます。

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もっともひどいのは妊娠初期?

個人差はありますが妊娠が分かったと同時に急に肌荒れが起こり、つわりが始まるとよりひどくなるというケースが多いのではないでしょうか。

それもそのはず、妊娠することで分泌が始まる女性ホルモンは、妊娠初期に大量に分泌されるからです。

特にプロゲステロンという黄体ホルモンは、別名肌荒れのホルモンと呼ばれるため、プロゲステロンが大量に分泌され続ける限り肌荒れは起こりうると言えるでしょう(゚д゚lll)

プロゲステロンってなに?

ではこの肌荒れを起こすプロゲステロンという黄体ホルモンについて詳しく見ていきましょう。

妊娠中の肌荒れの主な原因がプロゲステロンなら、このホルモンの分泌状態を知れば、いつまで肌荒れが続くのかがだいたい分かります。

プロゲステロンの主な役割は、子宮内の環境を整える、体温を高める、乳腺を発達させるなど、妊娠を継続させるには最も重要な役割を果たします。

妊娠初期に大量に分泌させることで赤ちゃんのお部屋である胎盤を形成してくれます。

一般的には妊娠中期と呼ばれる16週ごろには胎盤が完成しますので、妊娠中期に入ると肌荒れが落ち着く、と言われるのもこのためです。

しかし、16週を過ぎても妊娠を継続させるために、今度は胎盤からプロゲステロンが分泌され続けます。

妊娠後期に入る8~9カ月頃に分泌のピークを迎えそのあとは出産するまで緩やかに分泌量が減ります。

出産するとその分泌量は急速に低下し、子宮が回復しまた次の出産が出来るよう排卵が始まることで
通常に戻ります。

悪阻での栄養不足から…?

強い吐き気を催したり、食べ物の好みがかわってしまったりと症状は人それぞれです。

私は今まで炭酸飲料がそこまで飲めなかったのですが、急に炭酸飲料が欲しくなることが増え、コーラやファンタばかり飲んでしまってました(;´Д`A

しかし、この時期は赤ちゃんのためにと無理をして栄養を摂ろうとするのではなく、食べられる物を食べられればいいと産科医の先生もおっしゃっていました。

食の好みもはっきりと出てしまうため、栄養バランスを考えて食事をとることが難しくなるのも現実です。

その結果、栄養不足となり肌荒れが起こりやすくなってしまうのです。

水分不足からの肌荒れ・・・

妊娠するとこむらかえりが起こりやすくなる妊婦さんは多いのです。

その原因は水分量不足。

普段から意識して水分を多めに摂っている方でも注意が必要です。

それは妊娠すると、体重の増加や赤ちゃんの重みで汗をかきやすくなるだけでなく、羊水や赤ちゃんの血液を作るために多くの水分を必要とします。

そのため、体内の水分が不足して肌が乾燥しやすくなります。

肌が乾燥するとニキビを含むかゆみなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまいますので、妊娠中こそ意識して水分を多めに摂りましょう。

便秘になりやすいから・・・?

上記で述べたように、水分や栄養分はどうしても赤ちゃんに優先して運ばれていきます。

上記に出てきた、プロゲステロンは体内に栄養を貯めようと働くため、どうしても便秘になりがちになります(ノ_<)

妊娠中はもちろん、生理前も同じような現象が起きるため、便秘になりやすい女性が多いのです。

そのため、不用物が排出されにくいため、肌荒れになりやすい、また、その肌荒れが治りにくいというわけなんですね・・・。

妊娠中の便秘に一番いいのは、産科医の先生もおっしゃっていましたが、葉酸やオリゴ糖を意識して摂取することです。

オリゴ糖は妊娠中でも摂取でき、腸内のビフィズス菌とくっつき、そのビフィズス菌を活性化してくれるため、腸内環境をさらに整えてくれます。

なので、便秘に悩んでいる妊婦さんには多めの水分の摂取と、オリゴ糖の摂取を呼びかけています。

妊娠初期を過ぎたら落ち着く?

胎盤が完成する妊娠中期に入ると肌荒れも落ち着く気がしますが、まだまだプロゲステロンは分泌され続けますので残念ながら一概には言えません。

個人差もあり、このプロゲステロンの分泌に体が慣れて肌荒れが落ち着く方もいれば、つわりや便秘が続くすことでまだまだ肌荒れが治まらないという方もいます。

また妊娠中期に入るとより一層お母さんの水分や栄養素がお腹の赤ちゃんに届くようになり、今度はお肌の乾燥がよりひどくなることがあります。

お腹の赤ちゃんが成長すればするほど、お母さんが摂った水分や栄養素はほとんど赤ちゃんに届き、母体への吸収率は減っていきますので

お腹が大きくなるにつれて全身が乾燥しかゆみがひどくなってきた、という妊婦さんが多いのは、このためです。

妊娠後期に起こる肌荒れの原因は?

中には妊娠中期に落ち着いていた肌荒れが妊娠後期に入りまた復活した、という方もいらっしゃいます。

先ほど肌荒れの主な原因であるプロゲステロンというホルモンの分泌が、妊娠8~9か月頃をピークに
その後は減少していく、とお伝えしましたがではなぜそれでも肌荒れが起こるのでしょうか?

妊娠後期に入ると、お腹がかなり大きくなりまずそのストレスのせいが考えられます。

寝返りを打つのも大変なのと、大きくなった子宮が膀胱を刺激し、トイレも近くなりまとまった睡眠がとりづらくなります。

また赤ちゃんを育てる準備が始まり、本能でまとまった睡眠がとれなくなるとも言われていますし、出産が近づく不安と怖さからも眠れなくなる妊婦さんが多いでしょう。

私も出産が近づいてくるにつれ、どんどん不安になり、寝つきが悪いわ、夜中トイレが近くなるわ・・・で、熟睡ができてなかったのを今でも覚えています(;´Д`A

ストレスにより体内に活性酸素が増え、お肌を老化させたり睡眠不足になることでお肌のターンオーバー(生まれ変わり)を乱しますので妊娠後期に入っても肌荒れが起こるのです。

出産すると落ち着くの?

個人差がありますが妊娠中はずっとお肌の状態が不安定であることが分かりましたが、では出産すると落ち着くのでしょうか?

これにもまた個人差があり、出産後に劇的に落ち着いた、という方もいますが、産後まもなくは今度は逆に急激なプロゲステロンの減少でホルモンバランスが乱れ、肌荒れが起こることがあります。

またそれだけではなく、昼夜問わない赤ちゃんのお世話で睡眠不足となったり、慣れない赤ちゃんのお世話でストレスや疲労が加わりなかなか肌荒れが改善されない、と悩むお母さんも多いでしょう。

産後は、髪の毛がパサパサになったり、乾燥しやすくなってました・・・(T ^ T)

でもでも、大丈夫!!!

必ず落ち着く時がきます!

私は意識して水分や睡眠などを摂ろうと意識していたので、3、4ヶ月くらいには肌荒れもずいぶん落ち着いてましたよ^^

割り切りとケアが大切

妊娠や出産によるひどい肌荒れはホルモンバランスのせいなので仕方がない、と必要以上にくよくよ悩まずに割り切り、早めのケアをすることが大切です。

ある程度の肌荒れであればご自身に合うスキンケアを見つけてケアすることで改善する場合がありますが、どうしてもかゆみがひどい場合はお薬を使ってみてもいいかもしれません。

ただ市販薬にはステロイドが入っていて妊婦さんにはNGなものもありますので、必ずかかりつけの産科医さんに相談してみてください。

またひどい乾燥が気になる場合は、添加物の入っていない保湿剤や普通の保湿剤よりも数倍は高保湿だと言われる妊娠線クリームの使用をおすすめします。

特にお腹のかゆみはどの妊婦さんにも現れやすい現象ですので、妊娠初期から妊娠線クリームを塗っておくことで妊娠後期にやってくるひどいお腹のかゆみを防げるかもしれません。

低刺激なものを・・・

生理中と同じで、妊娠中はとても肌が敏感になっています。

そのため、妊娠前と同じような洗顔方法やスキンケアでは肌荒れを余計にひどくしてしまう可能性があります。

洗顔料はなるだけ低刺激なものを選ぶようにしましょう。

妊娠前に使っていたものが合わなくなる妊婦さんも多いのが事実・・・。

妊娠中だけでも、保存料や人工的なものを使用していない「無添加」なもの、赤ちゃんでも使える低刺激なものに変更することをお勧めします。

つまり・・?

嬉しいマタニティライフのはずが肌荒れが原因でストレスばかりのマタニティライフになってしまうのはとても残念なことですが、妊婦さんほとんどが同じ悩みを抱えているものです。

妊娠・出産は人生で何度も経験出来ることではありません。

その真っ只中にいると、いつまで肌荒れが続くの?と長く感じるかもしれませんが、いつかは必ずお肌の状態ももとに戻る日がきます。

一般的には産後、生理が再開する頃には落ち着くと言われていますが、これにもまた個人差がありますので大切なのはあまり悩まずストレスを溜めないこと、出来る限りのスキンケアをすることです。

お母さんがニコニコと、楽しいマタニティライフを送ることが胎教には最も良いと言われています。

肌荒れに負けずに楽しいマタニティライフを送れるといいですね^^

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最後まで読んで頂きありがとうございます!

ABOUTこの記事をかいた人

2児の母であり、美容に携わって約10年。 20歳〜美容関係の仕事に就き、美容アドバイザーとして、他県などにも周り、講師等を務める。 同時に、メイクアップアーティストの資格も取得し、年に100人以上のメイクをし、その方に合うメイク法などをアドバイス、コンテストなどにも出場経験有り。 今まで学んできた美容法などや、妊娠期間や出産を経験して、学んだことや体感したことなどをブログに綴ってます。