かかとのカサカサを防ぐには?

靴下やタイツを脱ぐとき、なんだか引っかかる…かかとがカサカサだ!!!

そんな経験、皆さんも一度はあるはず。

冬は特に空気が乾燥しているので、カサカサ肌がつらいですよね(´・ω・`)

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痒かったり、ひび割れたり…特にひび割れていたいのがかかとです。

ぱっくり割れて靴下に血がじんわり…

なんてホラーなこと(友人の経験談です)を防ぐためにもしっとりつるんとしたかかとを目指しませんか?

 

かかとってどうしてカサカサになりやすいの??

 

 

 

 

 

元々皮脂腺が少ない足のかかとは、油分が足りず乾燥しやすい状態。

そこに加齢や血行不良で皮膚のターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)が滞ってくると古い角質がたまり、乾燥していくのです。

また、皮膚は外部刺激を受けると内部を保護しようとし、固く厚くなっていきます。

かかとは特に体重を受けとめて摩擦を受ける部分なので、角質はもともと硬く分厚くなりやすくターンオーバーがしづらくなっていくのです。

さらにさらに、乾燥ではなく、「かかと水虫」の症状で皮がめくれたりガサガサになる場合もあるので、かかとのカサカサは要注意なのです!

 

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分厚くなっているなら、削ればいいの?

 

硬くなったかかとを、かかと用のやすりや軽石でがしがし…よし薄くなった♪なんてやってませんか?
それって、逆効果なんです!!!!

分厚くなったかかとの角質を柔らかい部分まで削ってしまうと、皮膚が削った際の刺激で危険を感じ、さらに硬い角質でかかとを覆ってしまうことになります。

するとまたカサカサの原因を自ら作ってしまうことになってしまうのです。

 

じゃあどうしたら防ぐことができるのか?

では、どうしたらカサカサかかとを防ぐことができるのでしょうか?

1.正しい方法で角質を削る

さっきだめって言ったじゃない!そんな声が聞こえてきそうですが(笑)

どんな風に削るかがポイントです^^

入浴や足湯で角質を柔らかくします

タオルでしっかり水気を拭いた後、軽石などで削る※削りすぎない!

保湿する

入浴中など、角質が柔らかくなって濡れている状態で削ってしまう方もいますが、削りすぎてしまい皮膚を傷めて、バリア機能をなくしてしまうので必ず水気を拭いてから削りましょう!

最近は、フットパックに足を浸して洗い流すだけで角質をはがすことができるアイテムも多数あります。

こちらは固くなっている角質を自然とはがしていくことができますし、はがれた後の肌がもちもちで非常におすすめです。

 

削り加減がわからない方は、こちらのほうがいいかもしれませんね^^

 

2.しっかり保湿する

 

ここまで「私まだそんなに固くないわ」という方も、侮ることなかれ、歳を取ると肌のターンオーバーが滞り、そうも言ってられなくなるのです。

そんな方も手遅れになる前に、しっかり保湿しておきましょう。

余分な角質を取った後のかかとに、ボディクリームや保湿ゲル、馬油などしっかり塗り込みましょう。

特に乾燥がひどい方は、尿素入りの保湿クリームがおすすめです。

尿素は人間の角質層(皮膚表面)にある保湿成分のことでヒアルロン酸などど同じ働きをしています。

さらに尿素は肌のターンオーバーを促す作用があり、非常に効果的です。

ただ、アトピーなどの皮膚が弱い方は尿素でターンオーバーを促してしまうとアトピーが悪化してしまったりするので気を付けてくださいね。

 

保湿クリームを塗る際は、しっかり手になじませ温めてからかかとへ塗りこんであげましょう。

保湿クリームはなるべく体温くらいの温度で浸透しやすいのでかかとだけではなく、ほかの部分でも試してみてくださいね!

保湿クリームを塗ったあとは、せっかく補給した水分が逃げていかないようにワセリンを重ねて、シルクの靴下など保湿効果のある靴下を履いてしっとりした状態を保ちましょう。

ワセリンは油分なので靴下を履かずに歩くと床がベタベタしちゃいますからね!(笑)

 

3.靴底を見極めて、足の裏に負担をかけない

 

足の裏やかかとへ体重がかかると、これまた皮膚が固くなる要因となります。

もし靴底が硬かったり薄かったりするものであればインソールを入れてみたり、足の裏が少し分厚い靴下などを履きましょう。

歩くときに疲れにくくもなりますし、足の裏やかかとの皮膚に余計な摩擦を加えないようになるので、かかとの乾燥を防ぐことができます。

 

特に女性は、タイツを履いてヒールの高いパンプスや、ブーツをこの時期履くと思います。

タイツは寒さをしのいでくれるかもしれませんが、靴の中の摩擦は倍増させてしまうおそれがありますので、必ずインソールを入れたり、上からパンプス用の靴下を履くなど対策するのがオススメです。

 

もうカサカサになってしまったかかとはどうしたらいいの?

既にカサカサになってしまって、ひび割れている…なんて方もいると思います。

まずは、その痛いひび割れを治しましょう!

 

しもやけやあかぎれ用のメディカルクリームを塗って傷を直しましょう。

選ぶのは「アラントイン:傷の修復作用」や「パンテノール:細胞に元気を与えてて傷の修復を促す」などの成分が入ったものを選びましょう。

先ほどご紹介した、尿素の入った保湿クリームはヒビとなって傷になってしまうと、沁みるのでNGです。

この場合はメディカルクリームを塗っておとなしく傷を治しましょう。

しかし、ひび割れがひどい方は、市販薬へ頼らずに皮膚科でお医者様に診てもらいましょうね。

 

それでもカサカサが治らない!!!!

 

もしかすると、かかと水虫かもしれません。

かかと水虫もかかとが乾燥し、皮膚が厚く固くなります。

表面が白く粉をふいたような状態になり、こするとポロポロと皮が剥がれてくるのですが、通常のかかとの乾燥と分かりづらく、かゆみもないので「水虫」と判断しづらいというわけです。

 

肌荒れや乾燥肌と思って、保湿クリームを塗り続けてると水虫菌が角質層の奥深くまで広がってしまう…というケースも!(T _T)

じゃあどのように判断したらいいのー!?となりますよね?

 

かかと水虫か判断するには、足の裏や指に水虫があったりかかと以外でぷつぷつ皮がめくれていると水虫菌がかかとへ侵入し、かかと水虫にさせている可能性が高いです。

また、一緒に住んでいる家族が水虫であるかどうかも要注意ポイントです。

水虫はお風呂場のバスマットやタオル、じゅうたんやフローリングなどの床などからも感染してしまいます。
家族が水虫になったら要注意ですね!

 

つまり・・・?

 

 

 

 

 

冬のかかとのカサカサは辛いですよね。

この記事を読んで、皆さんのかかとがツルツルしっとりに生まれ変わったらいいなと思います。

ということで最後のおさらいです!

かかとのかさかさを未然に防ぐには?

正しい方法で角質を削る

入浴や足湯で角質を柔らかくします

タオルでしっかり水気を拭いた後、軽石などで削る※削りすぎない!

保湿する

しっかり保湿する

靴底を見極めて、足の裏に負担をかけない

また、今まさにかさかさになってしまった方は

・アラントインやパンテノールなどが入ったメディカルクリームでなおす
・しっかり保湿する

かかとのひび割れがひどい方や、かかと水虫が疑われる方は自分でなんとかしようとせず、皮膚科にて診てもらいましょうね。

しっとりかかとは1度だけのケアでは終わりません。

毎日コツコツやらないと、そのしっとりかかとはすぐにカサカサになってしまいます。

面倒だなあ、なんて思わずにつるんとかかとのために頑張りましょうね(*^^*)

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ABOUTこの記事をかいた人

2児の母であり、美容に携わって約10年。 20歳〜美容関係の仕事に就き、美容アドバイザーとして、他県などにも周り、講師等を務める。 同時に、メイクアップアーティストの資格も取得し、年に100人以上のメイクをし、その方に合うメイク法などをアドバイス、コンテストなどにも出場経験有り。 今まで学んできた美容法などや、妊娠期間や出産を経験して、学んだことや体感したことなどをブログに綴ってます。