妊娠すると、心身ともに大きな変化が現れますよね。
たまに、アトピーじゃなかった方もアトピー性皮膚炎になったり、妊娠前からアトピー持ちの方はさらに悪化してしまったり・・・
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そんな、アトピーの対処法をまとめてみました。
ホルモンバランスの崩れでアトピーが悪化する傾向も・・・

美容アドバイザーのNaoです。
妊娠するとホルモンバランスの崩れで体に様々な変化が起こりますが、肌荒れもそのひとつです。
乾燥する、ヒリヒリする、ニキビが出来るなどのトラブルが起きてしまいがちです。
特にアトピーのある妊婦さんは肌荒れに悩まされることが多いかもしれません。
それまで痒みが治まっていた人も、妊娠すると肌荒れが起こり、それが引き金で悪化傾向になる人も少なくありません。
ただでさえ乾燥や肌荒れといったトラブルに見舞われがちなのに、アトピーを発症し、さらに悪化は辛いですよね。
痒くなり、つい掻いてしまってますます肌の状態が悪くなることも・・・。
痒みを我慢しすぎるとストレスが溜まるいっぽうなので、あまりに辛い場合は皮膚科で薬を処方してもらったほうがいいかもしれません。
ですが妊娠中はステロイドの使用はどうしても副作用が気になります。
お腹の赤ちゃんへの影響も気になりますね。かかりつけの医師に妊娠中であることを伝え、相談してみてください。
妊娠中でも心配ないお薬を処方してくれます。ですが出来る限り、妊娠中は薬に頼りたくないですね。
日常生活で改善できることはないのか、その対処法をみていきましょう。
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①肌を清潔に保ち、乾燥させないようにする
とにかく妊娠中は肌が敏感な状態になっています。
妊娠前に比べてバリア機能が低下しているので、少しの刺激が肌トラブルを招く原因となってしまいます。
このバリア機能の低下が原因でアトピー肌の人はもちろん、アトピーでない人も、乾燥や肌トラブルに悩まされることが多いのです。
まずは肌を清潔に保つことが第一です。
洗顔を丁寧に行って下さい。
ただここでゴシゴシ洗うのは禁物なので、ネットなどで泡立てて、優しく肌を包み込むように洗って下さい。
洗い流す水の温度は、35度くらいのぬるま湯でしっかり泡を洗い流して下さい。
熱いお湯は必要な皮脂まで洗い流してしまうので禁物です。
そして大切なのはしっかり保湿すること。
保湿をしっかりしないと、全ての肌トラブルに繋がりかねません。
妊娠中ということもあり肌にトラブルを抱えている人は、敏感肌用のスキンケア用品を使ってケアするとお肌にかかる負担も少なくて済みます。
個人差があるのでパッチテストを行った上で使用すると安心かもしれませんね。
高保湿で低刺激な化粧水でしっかりと肌に水分を与え、乳液、クリームなどでしっかり水分を閉じ込めましょう。
せっかく入れた水分を蒸発させてしまわないように、油分でしっかり補ってください。
冬場など、日中エアコンなどですぐに乾燥してしまう場合は、ミスト状の化粧水をサッと肌に吹きかけると、それだけで潤いがずいぶん変わってくるのでおすすめです。
目の周りは特に皮膚が薄いため、カサカサになったり痒くなったりしてしまいます。
このように目の周りの乾燥は、ワセリンを薄くつけておくのも効果的です。
ワセリンは少量で伸びやすく、赤ちゃんやアトピー肌の人にも安心して使えるので便利で重宝します。
少しだけ指先にとって乾燥が気になる部分へなじませてください。
ワセリンに限らずクリーム類は小さな容器に移しておくと外出先で気になったときなどさっと使えるので、常に携帯しておくと安心ですね。
②紫外線対策も大切!?
妊娠するとシミが出来やすくなりますが、これは一過性のものが多く、産後は自然に消えるものがほとんどです。
ですが紫外線は弱くなっている肌のバリア機能をより低下させてしまいます。特にアトピー肌に紫外線は大敵です。
出かけるときはもちろん、日中家の中で過ごしていても紫外線を浴びていることになります。
アトピー肌にも優しい日焼け止めやUVカットされたスキンケア用品を選んで、必ず紫外線対策をするようにして下さい。
③セラミドがアトピー肌に有効!?
アトピー肌の人が使うのに適している化粧水ですが、中でもセラミド配合のものがアトピー肌の人には適しています。
特徴としては「保湿力が高く、持続する」「低刺激である」「使用感がよい」であり、セラミドはアトピーの治療にも用いられます。
というのもアトピー肌に不足しているものはセラミドだからです。
セラミドが不足しているためにバリア機能も低下し、その結果痒みなどの皮膚状態悪化に繋がるので、外からセラミドを補ってあげるのがひとつの対処法となります。
セラミドは他に抗掻痒作用や肌荒れの改善にも優れた効果を発揮するので妊娠中のアトピー肌を悪化させないためにはセラミドが非常に有効と言えます。
ドラッグストアでもセラミド配合のスキンケア用品は売っていますし、ネットでも口コミで評判が良いものが販売されています。
ただし血が出るほど掻き壊したり、ボロボロになってしまった場合はスキンケアよりも先に皮膚科を受診して、適切な治療で肌状態を落ち着かせてからスキンケアを行ったほうが安心です。
肌状態が酷い場合はまず皮膚科を受診するようにして下さい。
④食生活も見直しを・・・
アトピーは食生活も深くかかわります。
妊娠中は、つわりなどで食の変化も出てきますね。
食べられない間は仕方ないとしても、つわりが治まったあとはそれまでの反動などで食生活が偏りがちになることも。
食生活でアトピーが悪化するケースも見られるので、なるべく野菜中心で肉類はたんぱく質が多いものを選び、バランスのよい食事を摂るようにしてください。
ミネラルやビタミン、亜鉛が不足するとアレルギーが悪化しやすいと言われています。
お腹の赤ちゃんに優先的に栄養素が送られるので、どうしても不足しがちになる為、出来ればこれらを意識して摂取したいですね。
ビタミンは美肌づくりにも欠かせないので、積極的に摂りたいものです。
お医者さんから許可を得ることができるなら、サプリメントで足りない栄養を補うのもいいかと思います。
妊娠中は和食中心の食事が理想的と言われているため、低カロリーで栄養価が高いものを中心に摂ることが理想です。
このように栄養バランスを考えて食べることはアトピーや肌荒れだけでなく、妊娠中の体重管理にもなりますね。
⑤こまめに部屋の掃除、換気をすることも大切
妊娠中は肌がとても敏感な状態になっており、少しの刺激で痒みやヒリヒリした感じを覚えがちです。
これはチリやホコリ、ハウスダストやダニなどといった外的要因から起こるものです。
特にアトピー肌にこれらは刺激が強すぎるので、こまめに掃除や換気をして、お天気の良い日は旦那さんに布団を干してもらうなど、部屋の中を清潔にするように心がけてください。ただし花粉や黄砂、PM2.5などの飛散量が多いときは外干ししないほうがいいでしょう。
⑥ストレスを溜め込まない
アトピーを悪化させる大きな原因はストレスだといわれています。
妊娠すると体の変化などから気分的に落ち込んだりしやすくなりがちです。
肌の乾燥や皮が剥けてしまう、アトピーの悪化で顔が真っ赤になってしまうなどといったトラブルは大きなストレスの元になり、ますますアトピーの悪化傾向をたどってしまいます。
妊娠中は出来るだけストレスを溜め込まないように、家事は旦那さんと分担するなど上手に気分転換を図ってください。
ストレスはお腹の赤ちゃんにもあまりよくありませんので、ストレスを発散して不快な症状を和らげましょう。
つまり・・?
妊娠中の肌荒れ、特に痒みを伴ったアトピーの症状が出ると辛いですよね。
とにかく乾燥させない、保湿することが最重要です。
辛いときは我慢せずにお医者さんに診てもらうなど、少しでも症状が落ち着くようにしましょう。そして何よりもストレスを溜めないこと!ストレスはアトピーだけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響してしまいます。
快適なマタニティライフを過ごすために、ママ自身が穏やかな気持ちで過ごすようにしましょうね^^
最後までお読みいただきありがとうございます!
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