妊娠中のムダ毛処理は危険?!肌荒れしにくい処理の方法とは?

妊娠した喜びと幸せを噛みしめるのもつかの間、お母さんの体内では目まぐるしい変化が起こります。

お肌の変化や体の変化、気持ちの変化、そしてムダ毛にも変化が見られます。

しかし、そのムダ毛の処理をする事で、肌荒れを起こしたり…と、悩まれる方も多いのではないでしょうか?

スポンサードリンク



今回は妊娠すると誰しもが悩むであろうムダ毛の変化とその処理の方法について、くわしくお話していきましょう。

妊娠するとムダ毛はどう変わる?

fc9bbd195cd67844b25004dbf5d59aec_s

 

 

 

 

個人差がありますが妊娠するとムダ毛が急に薄くなったり濃くなったりと変化が見られます。

薄くなるにはいいのですが逆に濃くなって悩んでいる方もたくさんいるようです。

特にお腹の毛が濃くなる方が多いのではないでしょうか。

妊娠中に体毛が濃くなる原因とは・・

それはホルモンバランスの変化によるものです。

妊娠すると急激に増えるエストロゲンという女性ホルモンのせいでホルモンバランスが崩れ、メラニン色素が沈着しやすくなることからムダ毛が濃くなると言われています。

一見ムダ毛が増えたように感じるかもしれませんが実際はメラニン色素の影響で1本1本の毛が濃くなっているのです。

妊娠するとシミそばかすが増える原理と同じで産後ホルモンバランスがもとに戻ると改善するので、特に心配する必要はなく、基本的には放置していても大丈夫です。

しかし人によってはものすごくボーボーになった、とかムダ毛が渦を巻いてて恥ずかしい!

なんてこともあるので、ムダ毛のストレスで憂鬱なマタニティライフを送るくらいなら出来る限りの処理をして、ストレスをなくしたいですよね。

でも妊娠中はとってもお肌が敏感になっている状態!

間違ったムダ毛処理をして肌が荒れて大変なことになったりひどい痒みが出てしまったりするので、よく注意してムダ毛処理していきましょう。

スポンサードリンク



妊婦さんにはおすすめできないムダ毛処理方法

以下の方法はお肌が敏感な妊婦さんにはおすすめできませんのでご注意してくださいね。

カミソリや毛抜きでの処理

まず誰もが行うムダ毛処理の定番ですが妊娠中はカミソリや毛抜きでのムダ毛処理は危険です。

体毛と同時にお肌の角質まで取り除いてしまいますので乾燥の原因となりますし、また毛抜きで毛を引っこ抜く時に生じる痛みでお腹が張ってしまいます。

どちらも肌荒れやお腹の張りの原因となりますのでやめましょう。

電動シェーバーを使っての処理

普段はよくてもこれら器具を使うのも妊娠中はおすすめできません。

カミソリや毛抜きを使うのと同じく角質まで除去してしまうため

お肌に非常に悪影響です。

肌荒れや痒みを起こす原因となりますのでやめましょう。

ブラジリアンワックスを使っての処理

ブラジリアンワックスはごっそりと毛が抜けて手早く簡単に脱毛出来ると、最近人気がある脱毛方法ですがガムテープ脱毛と同じ原理でお肌に強い負担をかけてしまうため、妊娠中はおすすめできません。

肌荒れや痒みを起こす原因となりますし、ワックスによる痛みでお腹の張りが起こる可能性があります。

私が妊婦の時からよくお世話になったのは、ムダ毛ケアと美肌ケアが同時にできるネオ豆乳ローションです。

これは、敏感肌の私でも使えたので、産前産後もおススメです♪

妊婦さんにおすすめのムダ毛処理方法「除毛クリーム」

では妊婦さんはどのようにムダ毛処理をすればよいのでしょうか?

カミソリやワックスよりも肌への負担が少ない「除毛クリーム」というのがあります。

除毛クリームとは?

肌に塗ることで、アルカリ性成分がたんぱく質に反応し毛を溶かすことで除毛してくれるクリームです。

ローションタイプもありますが内容はほぼ同じものです。

「抑毛クリーム」も存在しますがまた別のものとなり、抑毛クリームは毛の再生を抑え、新しい毛が生えてくるのを遅らせる働きがあります。

除毛クリームの使い方

処理したい部分に塗布し、5~10分置いて、洗い流すかふき取るだけの簡単ケアになります。

処理が終わった後はしっかりと高保湿のローションやクリームを塗るアフターケアを忘れないように
してください。

除毛クリームのメリット

とても簡単なお手入れで個人差はありますが約1週間持ちます。

またカミソリで毛を剃るのとは違って毛を溶かして除毛するため毛先が丸くなりチクチクしませんし
痛みも全くないのでお腹を張らせることなく処理が可能です。

1本当たりのお値段もリーズナブルなのでコストを抑えたムダ毛処理が出来ます。

最近は保湿成分配合のものなど低刺激な除毛クリームも増えてきており、敏感肌の方でも使えるものがあります。

【注意】これを読む前に、除毛クリームを使用しないでください

毛根から毛を処理する意味の脱毛する、とは違ってあくまでも毛を溶かして除毛するものなので、永続性はありません。

個人差がありますが1回の使用で平均1週間効果が持続しますがカミソリで剃った、と同じ意味合いになりますので時間が経てば毛がまた生えてきます。

またカミソリで剃るよりは低刺激ですがチオグリコール酸カルシウムという化学成分を使用しての除毛になります。

敏感肌でも大丈夫、と書かれてるものでも念のためケアの前にパッチテストを行うなどして肌に合うかどうかを確認してから使ってください。

除毛クリームは顔とデリケートゾーンには使えないものが多いです。

妊娠中は特にお肌が敏感になっているので肌荒れや痒みなどトラブルが起きても自己責任となりますので気を付けましょう。

妊娠中にも使えるおすすめの除毛クリーム

「パイナップル豆乳除毛クリーム」が妊婦さんには評判もよくおすすめです。

女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボン配合で肌への刺激や負担が少なく除毛が出来ます。

また除毛クリームには「男性用」と「男女兼用」とがありますが「男性用」のものは除毛力も高く、肌への刺激も大きくなってしまいます。

妊娠中の方はなるべく「男女兼用」のものまたは男性用と記載のないものを選ぶと肌への刺激が少なくてよいでしょう。

妊娠中の脱毛サロン

妊娠中に脱毛サロンにて施術を受けることはおすすめできません。

サロンに妊娠中の旨を伝えるとお断りされるかと思います。

妊娠中は肌が敏感になっているので何らかのトラブルを負いかねないですし、胎児への影響がないとは言っても体調も妊娠前とは違いますので何らかのストレスを与えかねません。

また妊娠によるホルモンバランスの変化が原因でのムダ毛処理はサロンでの施術では、効果が得られない場合があります。

このような理由からあまりおすすめできませんのでもしサロンに通っている間に妊娠が分かった場合は
きちんとサロンにお伝えしてお休みしましょう。

家庭用の脱毛器は選びましょう

今やたくさんの家庭用の脱毛器が出回っています。

遠赤外線による脱毛が可能なレーザー脱毛器や、光エネルギーによる脱毛が可能なフラッシュ脱毛器など家庭でも使えるコンパクトな脱毛器があります。

これら家庭用脱毛器は理論上、胎児に影響はないと言われていますが、妊娠中の普段とは違う健康状態の上で使用することで、いつもは感じない痛みや何かしらストレスを感じる可能性があります。

そのストレスが胎児に影響を与える可能性もあるので、特に刺激の強い脱毛器はおすすめできません。

特にお腹が大きくなると痛みや刺激はお腹を張りやすくしてしまうため特にお控えください。

そのため、きちんと選ぶことが大切です。

私が産婦人科で大丈夫と言われて、妊婦中でも愛用してた脱毛機はコチラ!

これは、本当に使いやすくて、妊娠中でも全然痛みもなく、良かったですよー♫(個人差はあります)

どうしても使いたいけど不安、という場合はかかりつけの産科医さんと相談の上使用してください。

つまり・・?

妊娠中のムダ毛はホルモンバランスの変化のせいなので本来はあまり気にする必要はありません。

特にお腹の毛は赤ちゃんを守るために濃くなる、という神秘的な説もあるくらいです、お母さんになっている証拠として温かく受け止めましょう^^

手足など目立つ部分のムダ毛も気になるかもしれませんが出産後に戻ることを期待し、基本的にムダ毛処理は出産が終わってからにしましょう。

こちらの記事も人気です!

妊娠中のフェイスラインの肌荒れ、どうにかしたいと思っているあなたへ・・・

スポンサードリンク



ABOUTこの記事をかいた人

2児の母であり、美容に携わって約10年。 20歳〜美容関係の仕事に就き、美容アドバイザーとして、他県などにも周り、講師等を務める。 同時に、メイクアップアーティストの資格も取得し、年に100人以上のメイクをし、その方に合うメイク法などをアドバイス、コンテストなどにも出場経験有り。 今まで学んできた美容法などや、妊娠期間や出産を経験して、学んだことや体感したことなどをブログに綴ってます。