【注意】妊娠中にあごが肌荒れする理由とは・・・

妊娠するとお母さんの体内では目まぐるしい変化が起こるため様々なトラブルで悩む女性が多いのではないでしょうか。

お腹が大きくなりふっくらとした体つきが変わる変化に戸惑うだけではなく、精神的な不安、つわり、便秘、むくみ、肌荒れなど様々なマイナートラブルが起こります。

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中でも数多くの女性が悩む「肌荒れ」ですがなぜか妊娠するとあごの肌荒れが気になる方が多いのでは?
今回は妊娠中の肌荒れでも、特にあごの肌荒れについてお話していきましょう。

7割の女性が知らない、あごが荒れる原因とは・・・

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そもそもなぜあごだけが肌荒れするのでしょうか?

まず妊娠していない時でも生理前や生理期間前にあごの吹き出物やニキビに悩むことはありませんでしたか?

若い思春期の頃は主におでこに吹き出物やニキビが出来ますが、思春期を過ぎた大人の方は逆であごに吹き出物やニキビが出来やすくなります。

おでこニキビや吹き出物の原因は、主に成長期の頃に起きるホルモンバランスの崩れで皮脂が過剰に分泌されることです。

そのため常に清潔を心がけ皮脂をしっかり取り除くことが解決の方法になります。

しかしあごのニキビや吹き出物の原因は同じくホルモンバランスの乱れによるものなのですが、主に黄体ホルモンであるプロゲステロンが増えることが原因です。

女性の体は生理前になると徐々にプロゲステロンが増加します。

このプロゲステロンが肌荒れのホルモンと呼ばれるもので、お肌の表皮のバリア機能を低下させます。

その結果お肌が水分を保持出来なくなり乾燥し乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌されます。

あごにはもともと皮脂腺が多いですから過剰に分泌された皮脂があごの毛穴に詰まりやすくなり、目立って肌荒れがおきてしまうのです。

そのため皮脂をしっかり取り除くだけではなかなか解決策にはならないのです。

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妊娠すると、余計にあごが肌荒れしやすいのはなぜ・・・?

では生理前でもないのになぜ妊娠中もあごが荒れやすいのでしょうか?

妊娠すると今度は妊娠を継続させるためにプロゲステロンがより一層増えます。

プロゲステロンには、子宮の環境を整え胎盤を作る働きがあるため、特に妊娠初期にはたくさんのプロゲステロンが分泌されます。

このためホルモンバランスが急激に乱れお肌が荒れやすくなります。

またプロゲステロンには男性ホルモンのような働きをする部分があり、男性の髭がある部分に皮脂を分泌させてしまいます。

このため妊娠中は特にあごの肌荒れに悩む方が多いのです。

皮膚科医に聞いた、妊娠中の肌荒れ対策7つとは・・・

食事に気を付ける

まずは一番身近な食事からホルモンバランスを整る方法です。

以下の食品をバランスよく摂取することで体内からホルモンバランスを整えることが出来ます。

食品からの摂取が難しければ以下の栄養素をサプリメントから摂ってもかまいません。

ビタミンB6

女性ホルモンの代謝を整えバランスを整える働きがあります。

まぐろ・かつお・さけなどの魚類、にんにく、レバー、ビスタチオなどに多く含まれます。

ビタミンE

同じくホルモンの分泌のバランスを整える働きがあります。

ナッツ類・うなぎ・いくらや明太子などの魚卵・ひまわり油やマーガリンなどの油脂類に多く含まれます。

ビタミンC

過剰な皮脂分泌を抑える働きもあるので合わせておすすめです。

レモンやみかんなどの柑橘類・ブロッコリーやビーマンなどの野菜類に多く含まれます。

大豆イソフラボン

ホルモンバランスと言えば、イソフラボンとご存知の方も多いでしょうが妊娠中は少し注意が必要です。

大豆イソフラボンはエストロゲンという女性ホルモンと同じ働きをするので、過剰に摂取すると逆に
ホルモンバランスを崩してしまうことがあります。

また、大豆イソフラボンは胎児へも移行すると言われており赤ちゃんへのアレルギーの原因にもなりかねません。

そのため妊娠中の大豆イソフラボンの摂取は一日70~75ミリとし、過剰な摂取には注意してください。
(豆乳だと一日コップ2杯)

さとうを摂りすぎない

砂糖、特に白砂糖には体を冷やす働きがあると言われています。

理由は糖を摂取することで起きるビタミンBの欠乏、血糖値の急降下です。

体の冷えや血糖値の変動によるイライラはホルモンバランスを乱します。

また妊婦さんに冷えは流産・早産のリスクも高まりますので、出来れば甘いものを控える、など白砂糖を我慢するよう心がけてみてください。

適度な運動をする

適度な運動をすることで自律神経を活性化させ、ホルモンバランスを整えることが出来ます。

妊婦さんなので無理のないよう、軽いウォーキングやマタニティヨガなんかも効果的でしょう。

しっかり睡眠をとり規則正しい生活を

睡眠中に様々なホルモンが分泌されるのでしっかりと睡眠をとることが大切です。

また不規則な生活ではストレスによりホルモンバランスが乱れやすくなります。

毎日決まった時間に就寝・起床・食事をすることでホルモンバランスは整いやすくなります。

スキンケアの見直し

妊娠中はお肌が敏感になっているので、いつものスキンケアが肌に合わず、より一層肌荒れをおこしてしまうこともあります。
吹き出物やニキビの直接的な原因は過剰な皮脂なので皮脂を抑制するスキンケアを・・と思いがちですが、この過剰な皮脂分泌の根本的な原因は「乾燥」です。

いつもより高保湿のものに変えることで改善することもあります。

例えば化学由来のものではなく自然由来のものを選んだり、敏感肌の方でも使える高保湿のものを
選びましょう。

中にはベビー用だと安心、とベビー用を使う方もいますが、ベビー用は安全ですが皮膚が大人より薄く
乾燥しやすい赤ちゃんのため、油分を多く含んでいるものもあり、大人が使用すると逆に肌荒れを
起こしてしまうこともありますので注意しましょう。

過剰な洗顔を控える

にきびや吹き出物などの皮脂が原因による肌荒れにはお肌を清潔に保つことが一番です。

しかし、肌が不安定な妊娠時に洗浄力の高い洗顔料でしっかりと洗顔することでお肌本来のバリア機能まで刺激し壊してしまうこともあり、それが原因で乾燥や肌荒れが起こることもあります。

特にスクラブ入りのものや強い洗浄力の洗顔料は妊娠中はおすすめできません。

クレンジングも同様、洗浄力の高すぎるオイルタイプをやめてオイルではないものに変える、など、
いつもよりも過剰に洗い過ぎないことを心がけてみてください。

紫外線対策

あごは比較的紫外線の影響を受けやすい場所です。
紫外線を浴びることでも肌が乾燥し、荒れやすくなりますので妊娠中の紫外線対策はきっちりと行いましょう。

 つまり・・?

妊娠中の肌荒れは誰にでも起こることで出産して落ち着くと改善されるものですが、出来ればトラブルや悩むなく快適なマタニティライフを送りたいものですよね。

通常の体ではない中食事やスキンケアにまで気を配ることは大変ですが、この時期だけだと割り切って楽しみながら改善し、快適なマタニティライフが送れるといいですね^^

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ABOUTこの記事をかいた人

2児の母であり、美容に携わって約10年。 20歳〜美容関係の仕事に就き、美容アドバイザーとして、他県などにも周り、講師等を務める。 同時に、メイクアップアーティストの資格も取得し、年に100人以上のメイクをし、その方に合うメイク法などをアドバイス、コンテストなどにも出場経験有り。 今まで学んできた美容法などや、妊娠期間や出産を経験して、学んだことや体感したことなどをブログに綴ってます。