妊娠によるマイナートラブルには個人差がありますが、肌荒れやむくみ、便秘、イライラ、倦怠感、頭痛などが上げられ、経験をした方や今悩んでいる方がたくさんいるかと思います。
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その中でも特に多くの妊婦さんが悩みがちの肌荒れとむくみについて、まとめてみました^^
妊娠によるマイナートラブル大きな原因2つとは・・・

プロゲステロンの増加!?
妊娠するとお腹に新しい命が宿るわけですから、ママの体の中では目まぐるしい変化が起こります。
まず一番の変化が、女性ホルモンの一種である黄体ホルモンである「プロゲステロン」が増え始めることです。
このプロゲステロンは通常、生理前にたくさん分泌され妊娠出来る準備を行うものなのですが、妊娠するとこの妊娠を継続させるために、より一層多く分泌されます。
このプロゲステロンは子宮内を整え胎盤を完成させ、赤ちゃんの住処を作るとても大切な女性ホルモンなのですが、実はこのプロゲステロンが妊娠中の様々なマイナートラブルを起こす元となるのです。
プロゲステロンは、皮脂を過剰に出す働きもあり肌荒れを起こしたり、栄養や水分を体内に留める働きもありむくみを起こしたり、内臓の働きを鈍くさせるため便秘を起こしたりします。
妊娠による不快なマイナートラブルは全てこのプロゲステロンのせいだったのです。
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悪阻!?
ホルモンの変化に加えてさらに、妊娠中に起こる悪阻も、様々なマイナートラブルの原因となります。
悪阻で栄養や水分が不足すると、お肌の代謝も鈍くなるため、より肌荒れを起こします。
また食べ物の嗜好が変わり塩分過多になりがちであったり、悪阻が原因で動けなく運動不足になることで、むくみをも引き起こします。
妊娠中は、体内の水分と血液のバランスが崩れやすいので、普通にしていてもむくみが起きやすいのですが、悪阻が始まることでよりむくみやすくなってしまうのです。
妊娠中の肌荒れ、どうすればいい?
ではまず妊娠中の肌荒れの対処法から見ていきましょう。
妊娠中の肌荒れと言っても症状は人それぞれです。
妊娠中の肌荒れ、ニキビや吹き出物
ホルモン分泌の量の関係で特に初期は、過剰な皮脂によるニキビや吹き出物が出やすくなります。
特にあご周りのUゾーンと呼ばれる場所に急に無数のぶつぶつが出来て驚いた!なんて方も多いのではないでしょうか。
ホルモンの仕業ですので、焦らなくても大丈夫なのですが、まずできることはお肌を清潔に保つことです。
クレンジングはもちろん、洗顔料を使った洗顔を朝と晩に行いましょう。
このとき、洗浄力の高いオイルクレンジングや洗浄力の高いスクラブ入り洗顔料などは出来るだけ避け、お肌に刺激のないマイルドタイプのクレンジングや固形石鹸タイプの洗顔料を使い、お肌に刺激を与えて乾燥させないようにしましょう。
そして保湿をすることです、過剰な皮脂は、角質が水分でしっかりおおわれていると出にくくなります。
このため水分補給をメインにしっかりと保湿を行うことが大切です。
妊娠中の肌荒れ、乾燥やかゆみ
特に中期から後期にかけて、乾燥がひどくなり顔や体全体がかゆくなってしまう方も多いようです。
また乾燥と同時にお腹も急に大きくなるので妊娠線に気をつけたい時期でもあります。
この場合はとにかく保湿をメインに行って頂きたいのですが、妊娠中はお肌も敏感になっています。
低刺激で敏感肌用のスキンケアに変えるとよいでしょう。 セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など、高保湿の成分が配合の物を使い、保水力やバリア機能を高めましょう。
また体にも同様、保湿剤を塗らないとかゆみはどんどんひどくなります。
お腹の妊娠線も乾燥が原因で出来てしまいますので、妊娠線予防のクリームは欠かさないようにしたいところです。
妊娠中の肌荒れ、しみやそばかす
妊娠中は初期から産後にかけてずっと、シミやそばかすが出来やすい状態です。
これもホルモンの仕業と、ホルモンバランスの乱れが原因でお肌の代謝機能が鈍り、生まれ変わりがスムーズにいかないため古いメラニンが排出されにくく溜まりがちなるからです。
なるべく紫外線を避けることはもちろん、ビタミンC誘導体配合などのメラニンの生成を抑えるスキンケアや、美容液をプラスするとよいでしょう。
妊娠中の肌荒れによく効く食べ物
症状は違っても様々な肌荒れに、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどを含む食べ物は効果的です。
野菜中心の和食や、フルーツなど栄養バランスの摂れた食事は、それだけでとても効果的なスキンケアになります。
体外からはそれぞれの症状に適したスキンケアを、
そして体内からも食べ物によるスキンケアを意識して行うことが、妊娠中の肌荒れケアに最も効果的なのです。
肌荒れがあまりにもひどくなれば皮膚科へ
自身でのスキンケアや食べ物でのケアを頑張っているのに肌荒れがひどくなったり炎症を起こし痛みがある場合は、早めに皮膚科で相談してください。
妊娠中の肌荒れは通常時と原因が異なりますから自身でのスキンケアでも改善されない場合があります。
妊婦さんでも使えるお薬なんかもありますので妊娠中であることを伝えて的確な診断をしてもらいましょう。
【注意!】妊娠中のむくみを治す5つの方法・・・
むくみ、とは体内での水分が溜まって痛みを伴わないで腫れてしまうことを言います。
妊娠中はホルモンの仕業だけではなく赤ちゃんへの血液も必要なため体内での血液量が増えますので
バランスが崩れてむくみやすくなります。
むくみは放っておくと妊娠中毒症などの怖い病気を起こすもとにもなりますので自力で出来る限りのことはして改善した方が安心です。
リンパマッサージ
リンパの詰まりを取り循環をよくするリンパマッサージが効果的です。
リンパマッサージの本やネットの動画などを参考にし、お腹以外の部分をお風呂上りにリンパマッサージをしてみましょう。
足元を温める
妊婦さんにとって冷えは大敵です。
足元が冷えているとどうしても血流が悪くなりむくみやすくなりますので、毎晩お風呂につかる、分厚めのソックスを履く、など足元を温めましょう。
軽いウォーキングをする
軽いウォーキング程度の運動でもホルモンバランスを整えたり、血流をよくしてむくみを解消する効果はあります。
妊娠中なので無理のないように、軽めの運動をすることも大切です。
良く眠る
睡眠不足はホルモンバランスを乱しますし顔やまぶたを腫らしてしまいます。
産後は寝不足になりがちになりますので、妊娠中は出来る限り睡眠を摂ったほうがよいでしょう。
カリウムをとる
りんごやバナナに含まれるカリウムと呼ばれる栄養素には、過剰な塩分を尿として排出する作用があり、むくみ解消には必須栄養素です。
積極的に摂りいれてみましょう、悪阻がひどければサプリメントでも代用可能です。
またカリウムは水に溶けやすく流されやすいので野菜から摂取する場合はスープにして煮汁も共に飲みましょう。
またキュウリやなす、スイカなどにも多く含まれています。
要するに・・
赤ちゃんが楽しみで幸せな妊娠生活が、肌荒れやむくみが原因でストレスになってしまったらお腹の赤ちゃんにも伝わります。
妊娠中の肌荒れで悩む気持ちは、痛いほど分かります><
ですが、一生のうちでたった10か月と思って、いつかは終わりが来る!と割り切って楽しんで向き合うことが大切です^^
あまり無理はせずになんとか乗り越えたいものですね^^
いつも最後までお読みいただきありがとうございます!
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