思春期の頃以来ニキビとは無縁だったのに妊娠したとたんに急に肌が荒れてニキビが増え始めてケアしても、ケアしても改善しないし困っている・・なんて妊婦さんはいませんか。
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妊娠中の肌荒れやニキビは妊娠初期症状の一つにも挙げられるくらいですから悩んでいる妊婦さんは少なくないはず!
今日はそんな妊娠中の肌荒れ、特にニキビをなんとかする方法をご紹介しちゃいます。
妊娠中にニキビが出来やすいのはなぜ!?

妊娠中はいろんな妊娠によるマイナートラブルが原因でどうしても肌荒れが起こりやすいのですが、特にニキビや吹き出物が出来やすくなります。
それは、妊娠すると急激にプロゲステロンとエストロゲンという女性ホルモンの分泌が始まり、ホルモンバランスが乱れるせいです。
特にプロゲステロンという女性ホルモンは、妊娠を継続させるために子宮を整える働きをする以外に、過剰に皮脂を分泌させる働きがあります。
このせいで過剰な皮脂が毛穴に詰まり、ニキビや吹き出となってしまうのです。
また、このプロゲステロンは腸の働きを鈍らせ便秘を起こす働きもあります。
悪阻で栄養や水分が摂れないだけではなく便秘で体内の老廃物もたまりがちとなり、お肌の代謝機能も鈍り、さらにニキビや吹き出物が出来やすくなるのです。
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皮膚科医に聞いた、妊娠中に出来るニキビ対策5つとは!?
クレンジングの見直し
まずは基本的なスキンケアから見ていきましょう。
ニキビ対策にはとにかく「清潔」が第一です。メイク汚れはもちろんその日のうちに、クレンジング剤を使って取り除くようにしましょう。
その際に、オイルクレンジングだと洗浄力が高くてよいのですが、オイルの洗い残しがあるとニキビが悪化する原因となったり、オイルにオレイン酸が含まれている場合はニキビのえさとなりニキビが増えやすくなる場合があります。
そのため、出来ればオイルクレンジング以外のクレンジング剤を使うことをおすすめします。
もしどうしても濃いメイクをしていてオイル位洗浄力が必要な場合は、ミネラルオイルやホホバオイル使用のクレンジング剤ですと、比較的肌なじみがよくニキビへの影響も特にないのでおすすめです。
肌への摩擦もニキビを刺激し悪化させる原因となりますので、ゴシゴシこすらず、あまり時間をかけずにささっとクレンジングすることが大切です。
スキンケア
クレンジングでメイク汚れをオフした後には洗顔料を使って毛穴の汚れをしっかりとオフしましょう。
固形石鹸タイプが肌への刺激が少なく洗浄力が高いのでおすすめです、よく泡立てて泡で洗うようにこすらず洗顔します。
洗い過ぎは逆にニキビのあるお肌には刺激を与えてしまいますので、洗顔は朝晩2回で十分です。
そのあとはしっかり保湿をします、妊娠中のニキビの原因はホルモンバランスの乱れによる過剰な皮脂です。
ただ皮脂を取り除こうとさっぱりした保湿力の低いスキンケアでは水分不足となり、皮脂をさらに増やしてしまいます。
保湿力の高い化粧水を使ってしっかりとお肌を潤わしましょう。
その際にビタミンC誘導体配合の化粧水ですとしっかり保湿しながら過剰な皮脂を抑制する働きがあります。
またノンコメドジュニックというニキビのもとになるコメド(角栓)が出来にくい処方のものもあります。
もし妊娠中の肌荒れで特にニキビがひどく繰り返す、という場合はノンコメドジュニック処方のスキンケアに変えてみてもよいでしょう。
化粧水の後にはニキビ用の美容液を気になる部分に塗ったりしても構いませんが、中高生の思春期ニキビ向けのアクネケアは避けましょう。
その後はしっかりと乳液で蓋をすることが大切ですが、ニキビが気になる部分には薄く伸ばす、などニキビ部分になるべく油分は控えめに塗ることがポイントです。
メイク時にも注意
妊娠中の肌荒れがひどくニキビが悪化している場合は、出来る限りファンデーションを塗らないほうが好ましいのですが、どうしても、という場合はクリームやリキッドタイプのファンデ―ションはやめ、パウダータイプのファンデーションやオイルフリーのファンデーション、お肌をスキンケアしながら使えるミネラルファンデーションなんかを選ぶとよいでしょう。
毛穴に塗り込まないよう薄塗りを意識し、アイメイクなどのほかのポイントメイクの方に目がいくようにするとよいと思います。
また紫外線はニキビ悪化の原因となりますので、ファンデーションを塗らずに外出する場合でも、日焼け止めクリームだけは欠かさないように、塗りましょう。
体内からのニキビケア
悪阻で思うように食事が摂れない場合はサプリメントで栄養を補助するなどして、出来ればビタミンB群とビタミンCを摂取しましょう。
ビタミンB群は肌荒れやニキビの原因となる過剰な皮脂を抑制し、お肌の生まれ代わりを促進させニキビの改善に効果的です。
ビタミンCもお肌の生まれ変わりを促すには大切な栄養素ですので、意識して魚や野菜中心の栄養バランスの良い野菜中心の食事や、フルーツを摂取しましょう。
また便秘でいないこともニキビ改善にはとても大切なことです。
妊娠中は栄養も水分も赤ちゃんにいってしまい、ママの体内は常に栄養と水分不足です。
栄養は難しくても悪阻中でも水分を摂ることは可能だと思いますので、一日に2リットル以上の水分を摂るように心がけて、便秘を防ぎましょう。
便秘改善のために食物繊維や乳酸菌を摂ることも大切ですね。
ストレス発散
ホルモンバランスの乱れの影響や日々変化する体型、悪阻、その他妊娠によるマイナートラブルが原因で精神的にも不安定になったり睡眠不足になったりしストレスがかかることでもお肌に影響があります。
妊娠初期は特に無性に眠くなるのもホルモンのせいなので、眠れるときは気にせずにゆっくり休み、体調を優先に家事も手を抜いたりと、ゆったりとした気持ちで妊娠生活を送りましょう。
【注意!】妊娠中のニキビができてる時に、してはいけないこと
ニキビが気になってつい触りたくなるかもしれませんが、絶対に自分で触って潰してはいけません。
より炎症を悪化させて跡が消えなくなったり、周りにもアクネ菌を飛ばして繁殖させ、ニキビを増やす原因となります。
またきついステロイド系の薬を自己判断で塗ることもやめましょう。
妊娠中に自己判断でステロイド剤を使ってはいけません、必ず皮膚科に相談して了承を得てから使いましょう。
妊娠中の肌荒れは原因がホルモンなので、自身でのケアに限界がある場合があります。
セルフケアを頑張っているけどなかなか改善されない場合は悩まずに皮膚科に相談してみてください。
妊娠中の肌荒れで皮膚科に相談する方は思ったよりもたくさんいらっしゃいますよ。
つまり・・?
妊娠中の肌荒れやニキビはホルモンが原因なので一時的なことと思っていても、その時は気になるし悩むものです。
しかしホルモンが原因だからこそ、改善が難しく、よくなったりぶり返したりを繰り返しながら出産、産後を迎えてしまいます。
完全に改善されない場合でも意識してセルフケアし続けることでそれ以上の悪化を防げたり、その後跡に残しにく出来るものです。
ずっとキレイなママでいるためにも、今からでも少し意識を変えて頑張ってみてくださいね^^
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