せっかく薄着が楽しめる季節がくるのに背中ニキビが気になって・・・
背中は普段あまり自分では見ない場所だから、気がついたらニキビができている事があります。
そんな背中ニキビは、一度できるとなかなか治らないのが悩み種・・・
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背中ニキビを治すための市販薬をいろいろ試してみたけれど、思ったほどの効果がない。
そんなあなたは、専門医に相談して処方薬での治療もひとつも方法です。
では、背中ニキビを改善してくれる皮膚科での処方薬はどのようなものなのでしょうか?
意外としらない?背中ニキビができる理由とは・・・

そもそも背中ニキビはどのようにしてできるのでしょうか?
実は、背中ニキビがえきる理由は一つではありません。
幾つかの原因が重なって発生することによって背中ニキビとなってしまうのです。
その原因となることをご紹介していきます。
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外部からの摩擦や刺激
背中は、いつも洋服などで覆われていますが何らかの理由で外部からの摩擦や刺激を受けることで角質が硬くなってしまいます。
角質が硬くなると毛穴に排出されなければいけない老廃物などがたまりやすくなり、ニキビの原因のひとつになります。
背中に摩擦や刺激を与えるものとして考えられるものは・・・
・汗
・蒸れ
・洋服や下着などの擦れ
・体を洗う時や拭くときに生じる摩擦
・自分自身で触れたり掻いたりする
このように日常当たり前に行われている行為が背中への刺激となってニキビの原因ともなりえることが分かります。
とくに肌が乾燥している状態だと、お肌のバリア機能が低下しているのでより刺激の影響を受け易くなります。
皮脂の過剰な分泌
皮脂が必要以上に分泌されることによって、どうしても毛穴が詰まりやすくなると言われています。
実際にはなかなか感じられませんが、実は背中は皮脂が多いところ(゚o゚;;
その皮脂量が増えてしまう原因は、実はお肌の乾燥にあります。
ホルモンバランスが崩れる
体内のホルモンバランスが崩れることも、背中ニキビの原因のひとつと考えられます。
ホルモンのバランスが崩れると、皮脂の過剰分泌を引き寄せてしまいます。
ホルモンバランスが乱れる原因として考えられることといえば、睡眠不足や食事の栄養バランスの偏り、ストレスなどです。
また、女性は月経前のホルモンバランスの乱れも考えられます。
シャンプーやリンス、石鹸の洗い残し!?
毎日お風呂にはいって、体を洗ったり、髪の毛を洗う時に使う石鹸やシャンプー。
これをしっかりと洗い流さないと、目には見えないけれどお肌に残ってしまいます。
この洗い残しが毛穴に詰まってしまうと、背中ニキビの原因となります。
とくに髪の毛が長い女性の場合、洗い残しがちなので気をつけましょう。
これらの幾つかの原因が重なって、あなたの背中ニキビを作ってしまっているのです。
皮膚科で処方される背中ニキビの薬は・・・?
それでは、皮膚科で処方される背中ニキビの薬はどのようなものなのでしょうか?
背中ニキビにもいろいろありますが、赤く炎症してしまっていたら皮膚科を受診すると早く治すことができます。
赤く炎症してしまったニキビは、そのまま放っておくと膿がたまってしまいます。
治ったとしても、その後にニキビ跡が残ってしまう可能性もあるのです。
ですから、早めに皮膚科を受診したほうがよいのです。
さて、皮膚科を受診することで処方される薬はどのようなものかもご紹介していきましょう。
抗真菌剤
背中ニキビなどの、身体にできるニキビの原因と言われているマラセチア真菌。
これはカビの一種なので、そのカビ菌を殺菌するために使われるのが抗真菌剤です。
抗真菌剤を使うことで1,2か月で改善に向かうでしょう^^
抗生物質
赤く炎症したニキビの原因は、菌の一種です。
この菌を殺菌するために処方される薬が抗生物質になります。
背中にできるニキビは、顔にできるニキビの原因菌とは違って、カビの一種です。
ですから治療には抗生物質よりは抗真菌剤の方が改善に期待できるのです。
けれども、合わせて細菌感染を起こしている時などは抗生物質での効果が期待できます。
レチノイド製剤
背中にできたニキビの炎症を引き起こしているのは、上記にもあるマラセチア真菌という菌に一つになります。
でも、ニキビが発生する原因は角質層が硬くなってしまうことで、毛穴が詰まりやすくなっているからです。
そこでレチノイド製剤は、角質層を軟らかくする働きがある薬です。
角質層を軟らかくして毛穴の詰まりを予防することができるので、背中ニキビの発生自体を事前に止めてくれます。
一般的にこれら3種類の薬が皮膚科を受診した際の処方される薬となります。
ホルモンバランスの乱れが原因の場合は・・・?
これらの処方薬と合わせて、女性のホルモンバランスの乱れが原因と考えられる背中ニキビの場合には、ホルモン剤も処方される可能性があります。
ご紹介したように、ホルモンバランスが乱れることで、皮脂が必要以上に分泌してしまうことから、ニキビの原因となります。
そこで、ホルモンバランスを整えるために、ホルモン剤が治療に使われるのです。
ホルモン剤は、必要以上に分泌している皮脂を抑制することで、毛穴の詰まりを予防する働きがあります。
ホルモン剤は長期間摂ることができないので、3か月をめやすに処方されます。
ただ、ホルモン剤は副作用があります。
副作用の例としては、吐き気、眠気、下腹部の痛み、体重増加などがあります。
それでもホルモン剤を使用しなくてはいけない場合には、医師とよく相談してから決めましょう。
背中ニキビの治療に使える市販薬はあるの・・・?
それでは、背中ニキビを治療する際に、効果が期待できるものはあるのでしょうか?
私の友人に毎年夏、背中ニキビがあるからと、ビキニを拒否していた友人は、背中ニキビクリームで改善してました!
ちなみに、去年の夏は背中ニキビを気にせずに、ビキニが着られるようになっていましたよ〜♪( ´▽`)
皮膚科にまでは行く時間がなかなか取れない方には、ほんとオススメです!^^
他にも、一般的な薬局やドラッグストアでも、比較的簡単に誰でも購入できる薬を幾つかご紹介していきますね^^
グリチルリチン酸ジカリウム
聞きなれない名前ですが、これは市販の薬やローションなどに含まれている成分です。
漢方薬で知られる甘草の根から抽出することができる成分で、炎症やアレルギー症状を抑制することができます。
ですから、背中ニキビの炎症などに効果が期待できます。
サリチル酸
こちらもなかなか耳にしない名前ですが、実は皮膚科などのケミカルピーリングに使用されている成分です。
サリチル酸は角質を柔らかくすることができます。
ですから、毛穴につまった角栓を取り除くことで、でき始めの背中ニキビには効果が期待できます。
背中ニキビは予防する方法は・・・?
それでは、背中ニキビの治療で苦労する前に、背中ニキビができないように予防する方法はあるのでしょうか?
実は大人になってからできる背中ニキビは、普段の生活習慣などがひとつの原因となっていることが多いのです。
とくに不規則な生活や栄養バランスの乱れなど、心当たりがある場合には改善していきましょう。
体の中から背中ニキビ対策をするには、ビタミン類を豊富に含んだ食材を毎日の食事にとりいれることです。
こちらの記事にも詳しく書いてます^^
つまり・・・?
薄着の季節になると気になる背中ニキビ。
いろいろケアしてみてもなかなか治らなくて困っている方は、皮膚科を受診してみましょう。
皮膚科では、それぞれの背中ニキビの症状に合わせた薬を処方してもらえます。
自己判断で市販薬をつかってみても治らなかった場合は、すぐにでも専門医に相談するのが一番です^^
もちろん、時間がなくてなかなか皮膚科を受診することができない場合には、ご紹介した成分を含むクリームや市販薬などをお試しください^^
背中ニキビは気になり始めたら、早めにケアすることが改善への近道になります。
きれいな背中で、素敵なファッションを楽しめますように・・・♪( ´▽`)
あなたにこちらの記事もオススメです^^
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