【妊娠4か月から!?】肌荒れの原因と対策は?

妊娠初期から妊娠中期、特に多いのが妊娠四か月あたりに肌荒れで悩む妊婦さんがたくさんいらっしゃいます。

今まで肌トラブルなんて無縁だった!という女性でも妊娠初期に急にニキビが出来たりブツブツだらけになったり、またずっと愛用していたスキンケアが急にしみるようになったり。。

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などお肌の質がガラッと変わる場合もあります。

一体なぜなのでしょうか?妊娠による肌荒れの原因と対策についてまとめてみました。

7割の女性が知らない、妊娠中の肌荒れの主な原因とは・・

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①ホルモンバランスの乱れ

妊娠するとまず体内ではいろんな変化が起こるのですが、その代表的なことがホルモンバランスの変化です。

妊娠すると、プロゲステロンという黄体ホルモンである女性ホルモンが急増します。

このためホルモンのバランスが乱れ、お肌の代謝も悪くなることでお肌の保水力が弱まり、バリア機能も破壊され、肌荒れが起きやすくなるのです。

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プロゲステロンとは?

女性ホルモンの一種の黄体ホルモンの一種です。

このプロゲステロンは女性にとっては大切なホルモンであり、妊娠を継続させるために子宮を整える働きがあります。

特に初期は、子宮内で赤ちゃんのお部屋(胎盤)を作らないといけませんから、プロゲステロンがたくさん増えて働きます。

一般的に、胎盤が完成される妊娠中期になると分泌量は落ち着き、出産に向けて徐々に減る傾向にあります。

このプロゲステロンは妊娠を継続させる重要なホルモンなのですが、一方で過剰に皮脂を増やす働きや内臓の動きを鈍らせ便秘を引き起こす働きもあります。

このため皮脂が毛穴に詰まりやすくなったり老廃物が溜まりやすくなり、ニキビや吹き出物の原因となります。

②悪阻やストレス

ホルモンバランスの乱れ以外にも、妊娠すると初期に始まる悪阻が原因で、栄養不足や水分不足となることも肌荒れの原因になります。

またホルモンバランスが乱れることから自律神経を乱しますので精神的にも不安定になったり、ホルモンが原因で便秘や睡眠不足なども起こります。

これらストレスも立派な肌荒れの原因となってしまうのです。

【警告】特に妊娠4カ月がひどくなる!?

特に、妊娠中の肌荒れは初期から4カ月くらいがピーク、という方が多いのではないでしょうか。

妊娠4か月と言えば妊娠12週~15週目の4週間になるのですが、少しずつお腹もふっくらし出す時期です。

一般的にはこの間に胎盤が完成すると言われており、すこしずつ悪阻も治まり、安定期と呼ばれる16週目に向かう時期です。

このため、体内ではプロゲステロンが大量に分泌され精一杯働きます。

妊娠4か月目の時に肌荒れがひどくなるのはプロゲステロンの仕業なのです。

あと少しで安定期、という嬉しい時期ですのでなんとか頑張って肌荒れ対策しましょう。

皮膚科医に聞いた、4つの対策法とは・・

①お肌を清潔にする

低刺激の洗顔料で一日2回は顔を洗いましょう。

特に妊娠4カ月頃は、プロゲステロンの仕業で皮脂が多く、皮脂を放置しておくと酸化しやすくなり、ニキビや吹き出物だけではなくしわやシミの原因にもなります。

朝晩2回はきっちりと皮脂を洗い流しましょう、もちろんメイクをしている場合はクレンジングは別で行います。

クレンジングもまた、低刺激のマイルドなものを選んだ方が、ホルモンバランスのせいで敏感になっているお肌にも優しく最適です。

また洗顔料のすすぎ残しもまたニキビや吹き出物の原因となりますので、あごのラインや髪の生え際などのすすぎ残しに気をつけましょう。

このときの水はぬるま湯がおすすめです、タオルで拭く時も叩いたりこすったりせず、優しく拭き取ってください。

②しっかり保湿をする

洗顔後はなるべく時間を空けずにすぐ、化粧水をつけましょう。

皮脂が多いからと言ってさっぱりした保湿力の低いものを選ぶと、乾燥して余計に皮脂を増やす原因になりますので、ある程度の保湿力があるものを選んでください。

お肌が敏感になっている場合は妊娠中は敏感肌用のスキンケアに切り替えて、刺激を与えないように気をつけてください。

化粧水の跡は必ず乳液など、水分を閉じ込めて蓋をする役割のあるものを塗ってください。

最近は化粧水だけで終わってしまう方も多いみたいですが、しっかり蓋をしないとせっかくの化粧水が蒸発して意味がなくなってしまいます。

皮脂が多くてべたつきが気になる場合は、このときの乳液をさっぱりタイプに変えても大丈夫です。

③食生活に気をつける

妊娠4ヶ月ですから悪阻が徐々に治まり食べられるものが増えてくるでしょう。

妊娠中の肌荒れを改善するには体内からもしっかりと栄養を摂ることが大切です。

特に、ビタミンB群は過剰な皮脂を抑制したり、お肌の代謝を促すことで妊娠中のニキビや吹き出物を改善します。

うなぎやレバー、豚肉、卵、納豆、バナナ、牛乳などを摂りましょう。

またビタミンCは炎症を抑える効果やシミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制したり、コラーゲンの生成を促すことでお肌にハリや弾力を与える効果もあり、肌荒れを改善します。

柑橘類(レモン、オレンジ、みかんなど)、キウイ、いちご、ブロッコリー、ピーマン、モロヘイヤなどを摂りましょう。

また、妊娠中は赤ちゃんのためにも大量の血液が必要となり、母体は貧血になりやすくなり鉄分が不足しやすくなります。

鉄分は、血を作るためのも必要な栄養素ですが、実はお肌とも関係しています。

鉄分には皮膚や粘膜の生成を促したり代謝をよくしたりする働きもあるため、鉄分不足になると肌荒れが起きやすくなるのです。

またコラーゲンの生成を高める働きもあり、特にビタミンCと一緒に摂取するとその働きもより高まりますので、ビタミンCとの同時摂取がおすすめです。

豚レバー、鶏レバー、赤みの肉、まぐろ、ひじき、大豆、小松菜、ホウレン草、プルーンなどを摂りましょう。

いずれも、もし悪阻が治まらず食べ物からの摂取が難しい場合はサプリメントでの補給も可能です。

サプリメントは食品扱いとなりますので、基本的には妊娠中でも摂取可能ですが、もし気になる場合はかかりつけの担当医に相談の上摂取してください。

④たまにはお肌のピーリングを行う

お肌のピーリングとは、古くなった角質や毛穴の汚れを除去するケア方法です。

最近はピーリング石鹸やピーリングジェルなど、専用のケア用品がたくさん販売されています。

妊娠中はお肌も敏感になりがちですので、お肌に優しいピーリング石鹸なんかがおすすめです。

週に1度か2度、ピーリングを行うことでお肌の角質が分厚くなるのを防ぎ、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促します。

ニキビや吹き出物だけではなくシミやそばかす予防にも効果的です。

ただしやりすぎてはお肌に刺激を与えたり必要な潤いまで奪いかねませんので、やりすぎに注意しましょう。

つまり・・?

妊娠5か月を迎えるころにはほぼ胎盤も完成しますので、プロゲステロンの分泌量も落ち着き、個人差はあるものの肌荒れも落ち着いてきます。

そのまま安定期に突入すると、悪阻も落ち着き、(こちらも個人差はありますが)気分的にも穏やかになり過ごしやすくなりますのであと少しの辛抱!

と思いリラックスして肌荒れのケアに取り組みましょう^^

大丈夫です!精神的にも落ち込みやすかったり、イライラしやすい時期ではありますが、必ず終わりが来るので、一人で悩まないでくださいね^^

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2児の母であり、美容に携わって約10年。 20歳〜美容関係の仕事に就き、美容アドバイザーとして、他県などにも周り、講師等を務める。 同時に、メイクアップアーティストの資格も取得し、年に100人以上のメイクをし、その方に合うメイク法などをアドバイス、コンテストなどにも出場経験有り。 今まで学んできた美容法などや、妊娠期間や出産を経験して、学んだことや体感したことなどをブログに綴ってます。