お腹に新しい命を宿りとっても幸せな気分の中、どんどん肌が荒れて心配になる女性も多いのではないでしょうか^^
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妊娠中はほとんどの女性が肌荒れに悩むものですが、それにはちゃんとした理由があり対策もあります。
では今回は妊娠中の肌荒れ対策についてお話していきますね^^
妊娠初期起こる肌荒れの大きな原因4つとは・・・?

妊娠中に肌荒れで悩む方のほとんどが妊娠初期~中期にかけてではないでしょうか。
お腹に新しい命が宿ることで女性の体内ではすさまじい変化が起こります。
ホルモンバランスの変化
妊娠すると女性ホルモンである「エストロゲン」と黄体ホルモンである「プロゲステロン」というホルモンが急激に増加します。
これによりお肌の水分量が崩れ、肌質が不安定になり乾燥がひどくなったり、脂性肌になりニキビや吹き出物が増えたりと肌荒れが起こります。
また、それに増してお母さんの水分がお腹の赤ちゃんにいくようにもなり、さらに肌荒れが起こりやすくもなります。
つわりによる栄養の不足
つわりがひどくて食べられるものが決まっていたり、少量しか食べれなかったりでただでさえ栄養が不足しているのに、その少しの栄養素もお母さんよりも赤ちゃんに優先的に吸収されますので、お母さんの栄養が全く足りなくなります。
食べつわりの場合でも甘いものや脂っこいものを食べ過ぎてしまうなど、栄養が傾きがちになり肌荒れを起こす原因になります。
便秘
黄体ホルモンには大腸の収縮を抑えてしまう働きがありますし、また母体の水分と栄養が不足しがちになるので妊娠初期は特に便秘になりやすくなります。
便秘になることで腸内に老廃物が溜まりやすくなり肌荒れを招く原因にもなります。
睡眠不足
妊娠すると眠たい日が続く、と言われる体の変化は黄体ホルモンの影響です。
妊娠初期はつわりがひどくて眠れない、と言うことがなければたくさん睡眠をとることが出来ますが
妊娠中期・後期になりお腹が大きくなると子宮が膀胱を圧迫するためトイレが近くなります。
そのため睡眠不足に陥り肌が荒れる原因となります。
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【必見!】妊娠中の肌荒れ別、対策方法まとめ
ニキビ・吹き出物対策
妊娠が分かったと同時に急にニキビや吹き出物がたくさん出来た!という方が多いのではないでしょうか。
ホルモンバランスが崩れ、お肌のターンオーバー(生まれ変わり)がうまくいかなくなり、毛穴がふさがり、アクネ菌が増殖することでニキビとなってしまいます。
特に妊娠中は皮脂の分泌が盛んになりますので、まずはお肌を常に清潔な状態に保つことが大切です。
とは言ってもお肌が敏感な状態ですので、なるべく低刺激で保湿力の高い洗顔料で一日2~3回洗顔をしましょう。
その後はしっかりと保湿します。
皮脂が多いからと言って保湿しないのは間違いです。
お肌は水分・皮脂が不足しているとさらに過剰に皮脂を分泌してしまうので、清潔なお肌にたっぷりの水分を与え油分でしっかりと蓋をしてください。
そしてなるべく睡眠と栄養を摂りましょう。
つわりで難しい場合はサプリメントもおすすめです、ニキビや吹き出物には新陳代謝を促し、皮脂を抑制する効果のあるビタミンBやビタミンCがおすすめです。
妊娠中のシミ・くすみ対策
妊娠すると急激に増えてしまうホルモンのせいで、メラノサイトを刺激しメラニンが生成されやすくなりシミが出来やすくなります。
また妊娠すると貧血になりやすいため、シミの原因が貧血による場合があります。
そのため妊娠中のシミ対策は外面的なケアと内面的なケア両方が効果的になります。
外面的なケア
紫外線を浴びないことが大切です。外出時には低刺激なタイプの日焼け止めを塗り、
帽子や日傘などで紫外線をしっかりカットしてください。
もちろんスキンケアでは美白効果のあるものを選んでください。
妊娠中はお肌が敏感なので、低刺激で自分に合うものを見つけましょう。
またお肌が乾燥していると肌の角質が厚くなりメラニン色素がうまく排出されずにターンオーバーが
うまくいかなくなります。
美白ケアだけではなくしっかりと保湿することも大切です、「プラセンタ」は美白効果のある成分として、知られていますが保湿効果も高いのでおすすめです。
内面的なケア
食生活の改善がとても重要ですがつわりのため食べれるものが決まっていて難しいかもしれませんね。
なるべくビタミンCやビタミンEを摂取したいところですが難しければサプリメントからの摂取でも
構いません。
また大豆イソフラボンにも美白の効果がありますので、比較的つわり時でも食べやすい豆類を摂ってみるのはいかがでしょうか。
また貧血にならないよう、鉄分を摂ることも大切です。
妊娠中は特に貧血になりやすくなります。食事からたくさん摂取しているつもりでも
赤ちゃんに吸収されてしまいますのでサプリメントや鉄剤を処方してもらうとよいでしょう。
ビタミンCは造血効果と鉄分の吸収を高める働きもあり、たんぱく質も鉄分の吸収を高めてくれます。
妊婦さんが酸っぱいものを欲してレモンや梅干しをたくさん摂ることはとても良いことだったんです
妊娠中の痒み・乾燥肌対策
妊娠すると急に顔や体がカサカサになり驚いた方も多いのではないでしょうか。
お肌の乾燥もまたホルモンバランスの変化によるものですが妊娠初期・中期・後期と原因や対策は様々です。
妊娠初期の乾燥
妊娠初期には主に赤ちゃんの胎盤を作るために黄体ホルモンであるプロゲステロンが急激に増加します。
妊娠していない時は主に生理前から生理中にかけて分泌されるホルモンのことで、生理の時のニキビや吹き出物の増加もこのプロゲステロンの仕業なのです。
また妊娠初期には水分や栄養素がたくさん赤ちゃんに届けられ、お母さんの体中の水分が不足しがちになります。
この時期は仕方がないので、ホルモンのせいだと割り切って保湿をこころがけ、あまり悩まないことが大切です。
妊娠中期~後期の乾燥
体がだんだんとホルモンの変化に慣れてくるので落ち着いてくることもありますが、より一層ホルモンの分泌が増えるためバランスの変化も引き続くことで、乾燥がひどくなる場合があります。
また、初期よりもさらに赤ちゃんにたくさんの水分を届けないといけないため、お母さんの水分量がさらに不足し乾燥します。
またお腹が大きくなることで膀胱を刺激し、トイレが近くなることで睡眠不足になったり、睡眠不足のせいでストレスが溜まりやすくなることでも
お肌のターンオーバーがうまくいかなくなり乾燥や肌荒れを引き起こします。
妊娠中はたくさんの水分が必要なのです、一日に2リットルは水分を摂りましょう。
むくみを気にして水分を控える方がいますが大きな間違いです。
お母さんの乾燥肌対策のためにも、赤ちゃんの成長のためにもたくさんの水分を摂ってくださいね。
つまり・・?
嬉しい妊娠でも肌荒れやマイナートラブルが起こるとストレスになり楽しいマタニティーライフが送れませんよね。
早めのケアで肌荒れが解消されるとお母さんのストレスもなくなり、精神が安定すると赤ちゃんにも良い影響を与えるでしょう。
いくら高価なものにスキンケアを変えてもそれだけでは改善されないのが妊娠中の肌荒れなのです。
普段の体ではない中で栄養を考えた食事の準備も大変かもしれませんが、少しの努力でずいぶんと変わってきます。
一生のうちでみると本当に短いマタニティライフなので、肌荒れすることでイライラしたりしないで、こういうもんだなんだなと受け入れる気持ちも大事かもしれませんね^^
赤ちゃんのためにも、ママのお肌のためにも、たくさんの栄養と水分を摂って、楽しいマタニティライフを送ってくださいね^^
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